PS1でここまでできるの? R4 -RIDGE RACER TYPE 4-
R4 -RIDGE RACER TYPE 4- / リッジレーサー タイプ4
発売日:1998年12月3日 ハード:PlayStation
前作から2年のブランクを空けてリリースされた今作。前年発売のグランツーリスモの影響を受けてか、グラフィックが大幅に強化されています。
環境マッピングはもちろん、テールライトの残像表現が加えられ、光と影のコントラストに彩られた美しい風景がプレイステーション末期の成熟した技術で表現されています。DISC2枚組で初代リッジレーサーの60fpsバージョンも収録されているのですが、見比べるとその差は歴然。同じハードでも4年でここまでできるようになるのか、と感心しました。
レース中にプレイヤーが通過するタイミングで電車が走ったり、飛行機が離陸していく演出がニクい。収録されている全8コースはどれも魅力的なのですが、特にお気に入りなのが1つ目の「Helter Skelter」と6つめの「Brightest Nite」。前者は青と白のコントラストで描かれた都市コースで、洗練された今作のビジュアルを象徴しています。後者は上り坂のトンネルを抜けた瞬間、下り坂へジャンプする形になり、そこに広がる夜景が印象的なコースです。
BGMはこれまでとは違ったムーディーなテクノになっており、今作のビジュアルとマッチしています。カッコイイ曲ばかりで、リアルのドライブでもヘビーローテーションしています。
コース、BGM、メニュー画面のデザインなど、全てが洗練されている今作。それら全てが「走っていて気持ちが良い」体験に繋がっています。
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