私もバットマン あなたもバットマン Batman: Arkham VR
Batman: Arkham VR / バットマン:アーカムVR
発売日:2016年10月13日 ハード:PlayStation VR
※本文に少しネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。
数年ぶりのゲームソフトレビュー(思い出話)です。以前と同じで、旬をだいぶ過ぎているので購入の参考にはなりませんね。思い出しながら書いていきます。
PlayStation VRが発売されてから2年以上経ちました。さすがに最近は使用頻度が落ちましたが、購入から数ヶ月はほぼ毎日装着してプレイしていました。
発売前は、ネット上の予約は全て撃沈。地元のTSUTAYAの予約開始日に開店数時間前に行くと、既に数十人の列。無事に整理券をゲットできましたが、あと数分来るのが遅ければ予約できていませんでした。
発売日の2016年10月13日。同時発売のダウンロードソフトはほぼ全て購入&事前ダウンロード済み。TSUTAYAの開店直後に購入し、はやる気持ちを抑えながら家に帰りました。
セッティングを終え、問題がひとつ。VR初体験をどのソフトに捧げるか。思案の末、選んだのが「バットマン:アーカムVR」でした。バットマンの映画はそれなりに見ていますが、特別ファンと言う訳でもない。
しかし、海外メーカーの方が技術力が高いからより良い体験ができるのではないか、と考えたのです。そして、その選択は正解でした!
ソフトを起動すると、サイバーな仮想空間内。左右の腕となるPlayStationMoveモーションコントローラーをセッティングします。この時点で既に期待値を超えています。そして設定を終えタイトル画面になると、ビルの上からゴッサムシティを見下ろしている!やられました。もう最高です。
自分自身の頭を振ると、360度広がるゲームの世界でその方向を向く。Moveコントローラーを動かすと、ゲーム内の左右の腕が自分の腕の様に動く。MOVEボタンとトリガーを同時に操作するだけで、物を掴む感覚になるのに驚きました。
当時、周りの人間に「VRスゴい!サイコー!」と布教しても言葉だけでは伝わりにくかったのですが、VRの凄さは実際に体験しなければ分からないゲームの3D化に次ぐ革命でした。VRで頭を振って辺りを見回すのは、テレビ画面の中でフリーカメラを動かすのとは訳が違う。本当にゲームの世界にいる体験です。
ゲームを始め、絢爛豪華な屋敷で色々インタラクションを試した後、地下の秘密基地へ移動します。その過程で、プレイヤー自身でバットスーツやグローブをひとつずつ身に付けていきます。そしてマスクを被ると現れるモニターには、バットマンになった自分の姿が!なにこの最高の演出!鏡(モニター)の前で、変なポーズを取るのはお約束。
到着した秘密基地には様々なギミックが散りばめられています。その中にあるコンピューターから人物ファイルを開くと、手のひらサイズ/実物大のキャラクターモデルを圧倒的な存在感で目の前に表示させることができます(ハーレイ・クインが可愛い)。武器を呼び出すこともできるんですが、剣を振り回すのもリアルな感覚でした。
ちなみに、この「バットマン:アーカムVR」はアクションゲームではなく、様々なガジェットを使い犯罪捜査する内容になっています。
さて、外にお出かけです。夜の街角に立つと、弟子のナイトウィングの遺体が。バットマンの未来ガジェットを使い、弟子と殺害犯がもみ合う様子を再現するホログラム映像を表示します。これがまた存在感が凄い!眼前で繰り広げられる格闘戦!
その後の遺体安置所での捜査。手がかりを探すために遺体をスキャンすると、筋肉や骨が透けて見えます。体内から見つかった複数の破片を左右の手で回転させて、パズルの様に組み合わせる要素もあります。
そして、この事件の真相にたどり着く最後の演出!VRならではのものでした!
筆者は今ではPlayStation4Proを持っていますが、当時はノーマルのPS4。それでもこの「バットマン:アーカムVR」の映像は充分ハイクオリティでした。さすが洋ゲー!
PSVRが発売当時より安くなっているので、まだの方はぜひ体験してください!(PSMoveは2本揃えて!)
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