少年時代の夢が叶う RIGS Machine Combat League

PlayStationVR

RIGS Machine Combat League / リグス マシンコンバットリーグ
発売日:2016年10月13日 ハード:PlayStation VR

PSVRシリーズの4回目。発売当時を思い出して書きます。

本作は、人間が搭乗するロボット(Rigs)同士が射撃や格闘で戦う、近未来のスポーツを題材にしたアクションゲームです。3D空間を縦横無尽に飛び回る内容なので、酔ってしまって遊べなくなる可能性を考え発売日には買いませんでした。PS Storeからダウンロードできる「PlayStation VR Demo Disc」内の体験版をプレイしてみて、これなら大丈夫だと判断しPSVR発売から約一週間後に購入。

このゲームは凄い。買って良かった。まず起動後のオープニングムービーが凄い。目の前を何体もの巨大ロボットが飛び交っていく。VRの映像表現の無限の可能性を感じました。

ゲーム本編を開始すると広々としたロビーにいました。遠くには無数の人々が行き交い、近くには巨大なスクリーンが。機体購入時には、ショールームの展示品のようにRigsが現れます。ノーマルPS4でもハイクオリティなグラフィック。

酔うプレイヤーが多かったらしいチュートリアルを幸運にも無事に乗り越えるといよいよ試合。ゲーム内は一貫してプレイヤーの主観視点。搭乗・出撃シーケンスが始まると、これだよこれ!ロボットに乗るという、少年時代からの夢がついに叶いました!

ある程度操作に慣れてくると、VR酔い対策の視界制限は全て取っ払っちゃいました。試合のルールはデスマッチの他にラグビー風、バスケットボール風のものが有り、いずれも格闘とセットなので白熱した内容になります。トーナメントを勝ち上がっていくうちに、初めは右も左も分からない新米がエースパイロットになっていく。毎日のようにRigsに乗り込み、VRゲームで初めてトロコンするまでやり込みました!

そんな筆者を支え続けてくれたのは、ヘルメットとパイロットスーツに身を包んだ女性、チーフ。ゲーム中素顔を見せることはありませんが、声優さんの声が良い。どんな時もプレイヤーを励ましてくれます。海外版ではチーフは男性だったそうで、ローカライズスタッフの大英断でした!

機体に関しては、2段ジャンプができるタイプや移動速度が速いタイプといった「クラス」と、「アビリティ」を組み合わせることができます。筆者のお気に入りは飛行タイプの機体に、敵を撃破時に体力を吸収するアビリティ。競り勝てば体力を回復し戦い続けられ、機動力と合わせ無双状態!あの時の筆者はニュータイプの世界に入門していました。

残念ながら開発スタジオの「Guerrilla Cambridge」が閉鎖され、DLCも無くなってしまいましたが、ローンチでこれ程のクオリティのゲームを出すなんて海外メーカーはホント凄い!

このシステムでガワだけガン○ムにしたゲームをやりたいけど、そんなの出ないだろうなぁと思っていたら、やっぱり2年経っても出ませんでした。

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