VRじゃないゲームには戻れない(その2) Firewall Zero Hour

PlayStationVR

Firewall Zero Hour / ファイアウォール ゼロアワー
発売日:2018年8月30日 ハード:PlayStation VR

PSVRシリーズの9回目。だいぶ現在に近づいてきました。発売当時を思い出して書きます。

筆者はあまりFPSゲームをやりません。たまにプレイすると実写レベルのグラフィックに驚かされるのですが、オンライン対戦に興味がなくてキャンペーンモードで充分だったりします。

そんな訳で、PSVR発売から2年近く経っていたこともあり本作には注目していなかったのですが、ふと2chのスレッドを見ると盛り上がっている様子。発売から数日後にダウンロード版を購入しました。

プレイ後の感想。なんでもっと早くやらなかったんだ!FarpointでVRでやるFPSの面白さは分かっていたのですが、ノーマークでした。

グラフィックはノーマルPS4でも高水準。リアルな家屋の探索中、死角から攻撃された時はバイオハザードメタルギアソリッドを初めてやった時ぐらいビビりました。実寸大の人間に襲われるのってこんなに怖いんだ!訳も分からず銃を乱射し、完全にホラー映画のやられ役状態。

一人用モードで経験を積み、慣れてきたところで4対4のオンライン対戦へ。何度か戦闘を経験すると、このゲームは情報が重要だと分かります。プレイヤーが死亡してもリスポーンしないのですが、代わりにカメラ切替とボイスチャットを通じて仲間に敵の位置などの情報を伝えることができます。当然、野良チームよりは固定チームの方が連携が取れ圧倒的に有利です。野良チームでも時折天からの声に助けられたり、自分が与えた情報で仲間が生き残ったりすると興奮しました。

筆者は滑舌が悪いのでボイスチャットはやらない派だったのですが、このゲームにおいては積極的に話しかけ、たくさんのフレンドができました。世界中のプレイヤーが一緒にプレイするので、英語の他にも様々な言語や生活音も聞こえてきます。単語を並べただけの拙い英語で、なんとか仲間に情報を送りました。

そして、Farpointでも同じですがVRならではの実際に目とスコープの位置を合わせて狙うのが楽しい!それに加えて、本作は入り組んだ場所での対人戦。クリアリングしたり、コーナーから顔を出して覗き込んだり、ブラインドファイアしたり。全てパッドではなく自分自身の体を使っての動作になります。もうVRじゃないFPSはできない!

※本作はVR経験が浅いプレイヤーでも酔いにくいと評判です。PSVR発売から2年近く、様々なノウハウが詰め込まれているのでしょうか。

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