セガのR-360ってこんな感じ?最高のVR体験 エースコンバット7

PlayStationVR

ACE COMBAT 7 / エースコンバット7
発売日:2019年1月18日 ハード:PlayStation4/VR

※本文にネタバレを含みます。未プレイの方はご注意ください。

PSVRシリーズの10回目。今年初めのゲームなので比較的最近のネタを扱います。

筆者のエースコンバットシリーズ体験は、PS1の2作目のみ。今思えば荒いグラフィックですが、都市上空でのミッションの夜景の美しさとJEWEL BOXという作戦名が心に残っています。今回、数年ぶりにナンバリング作が現世代機で登場し、立体的な雲の表現やVR対応など、大きく期待を寄せていました。

DRIVECLUB VRFarpointFirewall Zero Hour専用コントローラーで遊ぶVRの楽しさを心底理解していたので、AC7の為にThrustmasterのフライトゲーム用コントローラーを用意!万全の体制で発売日を迎えました。

まずは操作に慣れる為に通常モードで数ミッションをこなします。久しぶりのエースコンバット、グラフィックの進化に驚きます。雲の中に入った時にキャノピーに付く水滴がリアル!この時点ではレーダー上の赤いターゲットを優先的に撃墜しないといけないことが分かっておらず、ミッション5辺りでゲームオーバー。一休みして、VRモードに挑戦します。

AC7はVRにフル対応ではなく、VR専用ミッションが3つ用意されています。少ないな、と思うかもしれませんが珠玉のVR体験が待っています!一つ目のミッションは空母からの離陸シーンでスタート!コックピット内の計器類や空母、兵士たちの姿もリアルです。そして空に飛び立ちフライトスティックを動かすと、360度の視界がグルグル動きます。椅子に座っているはずなのに、逆さまになったような感覚!完全に上下の方向感覚を失いました。専門用語でバーティゴ(vertigo)と言うそうです。セガの体感ゲーム用筐体「R-360」ってこんな感じなのかな?家庭でこんな体験ができるなんて!

Rigsロビンソンに鍛えられていた筆者は、VR酔いを起こすこともなくその状況を楽しんでいました。やがてフライトスティックの感度の具合を掴むと体制を立て直し、思い通りに操縦していきます。DRIVECLUB VRの記事でも書きましたが、モニターでプレイするゲームでコックピットを表示させると視界が狭まり遊びにくくなりますが、VRでは問題なし!正面を向いていても充分な視野を確保できますし、自分自身の頭を動かせばコックピットから周囲の景色を見渡すことができます。低速で飛行して流れる景色を眺めるだけでも楽しい!

一つ目のVRミッションではひたすらに青い空と青い海、白い雲の中での戦闘を楽しめます。二つ目のミッション冒頭では、攻撃を受ける基地からの緊急発進!次々と仲間が撃墜されていく中での離陸は圧倒的迫力!映画の中に入った気分です!ここでは緑の草原(田園?)地帯での対地戦。最後のミッションでは山岳地帯での空中戦が待っています。

もう一度言いますが、家庭でこんな体験ができるなんて!全編VRに対応した新作やDLCを待ってます!

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