好評を受けて制作された3人称視点のVRアクション アストロボット
ASTRO BOT: RESCUE MISSION / アストロボット レスキューミッション
発売日:2018年10月4日 ハード:PlayStationVR
PSVRシリーズの11回目。
PSVR発売と同時に無料でリリースされた「THE PLAYROOM / プレイルーム VR」。AR版から引き続き、幼児型の可愛いロボット「BOT / ボット」が登場するミニゲーム集でした。
同作に収録の「ROBOT RESCUE」は、マリオ64のような箱庭での3Dアクション。VRは主観視点のゲームが多く、そうでなければ楽しめない印象があるかもしれませんが、この「ROBOT RESCUE」は三人称視点のゲームでありながら、VRの楽しさを感じさせてくれました。ちなみに他のミニゲームは多人数プレイ前提で、筆者は遊べませんでした(´・ω・`)
ロンドンハイストと同じくユーザーからの好評の声が多く届けられた様で、ボリュームアップした製品版の「ASTRO BOT: RESCUE MISSION」がリリースされることになりました。
先ほど三人称視点のゲームと書きましたが、厳密に言えばプレイヤーが演じるロボットの主観視点でボットを操作する形になっています。VR内に現れるDualShock4を模したコントローラーで主人公アストロ君を操り迷子になった仲間達を探します。ジャンプ、ホバリング、パンチ等のアクションを駆使してステージを攻略するアスレチックタイプのアクションゲーム。ノーマルPS4でもハイクオリティなグラフィックで、プレイヤー自身が周囲を見回すことで隠しアイテムを発見できたり、頭突きで壁を壊して道を切り開いたりとVRならではの仕掛けが施されています。
各ステージのギミックやボス戦は趣向が凝らされており、攻略する上でゲーム内のコントローラーにガジェットを追加しアップグレードする必要があります。その機能の一つに水鉄砲があるのですが、これで遊んで先にやられた!と思いました。筆者が制作したゲームにも「放水」の要素があるのですが、これは実はWiiリモコンやPSMoveモーションコントローラー+VRで表現したいと考えていたギミックなのです。くやしい気持ちと、振動機能と合わせVR内で放水する快感。このゲームをプレイしたことで、やっぱり自分でゲームを作ろうという気持ちが強くなりました。
アストロボットの話に戻ると、ゲーム内の水や波の表現が素晴らしい!そしてステージ各地に散らばり救助を待っているボット達。弱って助けを求めているボットもいれば、現地での暮らしをエンジョイしているボットもいたり。プレイヤーが操るアストロ君がそばに行くと、自ら尻を差し出してアストロ君に蹴飛ばされ、コントローラーに吸い込まれて行きます。幼児体形と赤ちゃんの様な声で、映画スター・ウォーズのR2-D2に通じる可愛らしさがあります。
ボリュームも充分、PSVRを買ったならまずプレイしたい、必ず押さえておきたいゲームの一つです!
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